微かに見える看板には「西村旅館」の文字がみえる。
2014年5月に取材したという津山瓦版によると、「旅館をやめてから20年くらいになるようです。二階部分までは江戸末期くらい前からあったもので、3階部分は、その後、旅館業をするために屋根を取って3階部分を継ぎ足されたものだそうです。3階部分でも、おそらく100年以上は経っていて、1階、2階は江戸末期からあったと聞いています。柱はいがんだ栗の木で作ってあり、その柱に合わせて家具が備え付けられています。材料に栗の柱を使っているので長くもっているのでしょう。」とのことでした。
保存整備も良好のようですし、津山の名所としていつまで見学したいものです。
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