木造3階建のある街


 瀬戸内海に浮かぶレトロな木造3階建の街並み


名称  木江
所在地  広島県大崎上島町


 江戸期から船稼ぎが盛んで、幕末から明治初年にかけて、九州・阪神間の石炭船の食糧・飲料水などの補給港として賑わい、明治30年代以降、中小造船所が設立されて、造船の町となった。日露戦争後、一時期は不況に見舞われたが、第1次世界大戦の勃発によって、船舶用鋼材の入手が困難になったことから、木造船の需要がにわかに増大し、大正6年の造船ブームのピーク時には、造船所の数は25に達した。 

 木江といえば、天満地区と宇浜地区を総称して呼ぶ。一般的には天満地区を呼んでいるようだ。その天満地区の北側に旧役場を挟んで、宇浜地区の街並みが続いている。
 往時は、旅館、菓子店、酒屋、薬局、造船所などが軒を並べていた繁華な街並みだったようだ。

 現在は、木造建築の旅館などの立ち並ぶレトロな街並みである。 


 
3階建の建物が左右に並ぶ天満地区の中心部 


 
 見事な3階建だが維持管理が課題のようだ


 
 宇浜地区の5階建


 
 レトロな雰囲気の天満地区の街並み



   
 宇浜地区  
   
   木江の中心部にある旅館


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