昭和初期に、八幡浜港の別府航路の乗り場そばに建築された。当時の八幡浜は、「伊予の大阪」といわれるほどの一大商業地で、人や物流でにぎわっていた。3階建てを建築するということは、それだけの財力が八幡浜にはあったということに違いない。往時の八幡浜の繁栄を、木造3階建てが物語っている。