街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   油津  地図
 所在地  日南市油津1〜3丁目
 訪問日  平成20年8月12日 平成22年5月3日 平成23年5月5日


 
 日向灘に突き出た大節鼻と長崎鼻に挟まれた湾部に発達した湊。中世には飫肥城下の外港の役割を果たし、飫肥藩主も当初は参勤の折に油津湊から乗船している。
 「堀川」は、飫肥伊東藩第5代藩主祐実の命により、天和3(1683)年から2年4カ月をかけ難工事の末完成された。その主な目的は藩の一大収入である木材を直接油津港へ出すためであった。堀川の完成により油津港はさらに発展することとなる。
 街並みは、堀川沿い、堀川と仮屋筋(国道220号)の間、仮屋筋から東側と区分される。油津を散策する時は、「あぶらつ散策ガイド」が便利である。また、「しゃべり場(横店)」で、昔の写真を見せていただくか、地元の方々から色々な情報を入手するのもよい。とても親切にお話を聞かせていただきました。

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                       杉村金物本店
 昭和7年の建築で、木造3階建の建物は、1階が店舗、3階は住居、2階には10以上の部屋があるそうだ。油津の誇る貴重な建築物である。


   
 堀川             レンガ倉庫(登録文化財)
大正時代に材木の倉庫として建てられました。 
 
          堀川橋(通称:乙姫橋)
飫肥の石工石井文吉が、4年をかけ明治36年8月に完成しました。(堀川橋と堀川護岸は登録文化財))
         「お休みしゃべり場」横店
創業明治23年の老舗、横店呉服店は、「しゃべり場」として地域の交流拠点となっています。
 
              鈴木旅館
マグロ景気に沸いた油津のなかでも、上町周辺は一番の繁華街であった。野口雨情、中山晋平、土屋文明なども訪づれた。
            京屋酒造本店
先祖が京都から来たことから「京屋」と名付けられた。
   
   遊廓地に残る銭湯、遊廓の石垣が残っている  湊東側の尾伏鼻付根の東新地にあった遊廓 
   
           えびす神社 
 岩屋神社として知られ、潮に洗われてできた岩洞に祀られている。
              黒木米店
大正時代から卸問屋として使われていた。戦後、米の卸や小売りも始め現在に至っている。


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