宮本町・金屋町は、岩上通蛸薬師下ルの町。寛永14年洛中絵図に既に現町名が見える。当町の面する岩上通りは、天正18年、豊臣秀吉の京都の都市改造によってはじめて開かれた道路で、当町の本格的な発展は、その後のことであろう。 明治・大正期、当町には乾学区(第1学区)の功労者といわれた林長次郎・北村岩太郎が居住。当町には染色業者が多く居住している。