平安時代より最高峰の織物を紡ぎ出してきた西陣織の産地である。西陣の名は、室町時代の応仁の乱の際に、山名宗全が率いる西軍が陣を置いたことが由来とされる。 西陣に立ち並ぶ町家からは、耳を澄ますと機織りの音が聞こえてくる。