末吉町は、もと知恩院領の畑地であったが、正徳3年町地となった洛外町続町の1つ。延享2年以来煮売茶屋渡世をするものが蝟集し、祇園内六町の1つを形成。 なお当地南側中央より南下する小路を暗町(くらがりちょう)と称する。