街並みの名称 | 津留 | 地図 |
所在地 | 阿蘇郡高森町津留 | |
訪問日 | 平成28年8月26日 |
九州山地北西部、犬野川上流の大谷川流域、国見岳の北方に位置する。地名は、当地が肥後と日向国・豊後国との境であることから所領内外への物資の移出入を規制する津留令にちなむと伝える。(高森町史) 正徳6年地内に鶴新町(新町)の町立てが行われ、同町の享保12年の戸数39(高森町史)。同町民の大部分は野尻村の次男・三男による移住者で、豊後国・日向国の境に位置するため物資交流や道路交通の要路となり、江戸期には番所が置かれた(高森町史)。野尻手永の会所が置かれ、宿場町としても発展し、3度の大火があったが、手永の行政・経済・文化の中心地として栄えた。 明治期には、野尻村役場の所在地で村の中心地となり、旅館・商家なども軒を並べ繁栄した。 |
津留の街並み |
学校跡地(手永会所跡) | |
手永会所跡(会所跡の標柱は二ヶ所ある) | 営業している商店はないように見える |