街並みの名称 | 陣内 | 地図 |
所在地 | 菊池郡大津町陣内 | |
訪問日 | 平成27年12月27日 |
江藤家住宅は、大津町に散在する江戸時代の「在御家人」(郷士)の住宅の中でも最も大型、かつ建築年代の古いものの一つです。主屋は文政13(1830)年の建築で約1900坪の敷地の中央西寄りに南面して建ち、周囲には長屋門、馬屋、中の蔵、裏門があります。住宅は、白川北岸の肥沃な田園を基盤とした豪農の民家としての面と、次第に成長してきた武家屋敷としての面を併せ持っています。内部は座敷部を中心に当時の優れた絵師や職人の手による贅を尽くした床飾りや障壁画があり、意匠的にも充実しています。 長屋門や蔵などの付属建築にも江戸から明治にかけての建築と思われるものがよく残されており南正面の庭園の自然の川石を集めた石組みや県下にあまり例を見ないナギとモッコクの古木が一層の豪華さと落ち着きをみせています。 (大津町教育委員会 説明板より) |
江藤家長屋門 |
江藤家の石垣 | 江藤家の石垣 |
石柱門のある家 | |
武家門 | 武家門 |