街並みの名称 | 関町 | 地図 |
所在地 | 玉名郡南関町 | |
訪問日 | 平成30年1月4日 |
関町は、主要道に沿う交通上の重要地点として南関手永の会所が置かれ、御茶屋や関所が設けられ、侍1人と足軽6人が勤務し、駅馬も30数頭が用意されたという。このため関町は地租が免除され宿屋が繁栄した。 明治10年の西南戦争で、政府軍の拠点となり、関町の正勝寺に旅団司令部が置かれ、高瀬(玉名市)・山鹿方面の攻防戦の前進基地となった。このため官軍墓地があり、計265柱が葬られている。かつて関所があったために宿場町として発展し、それに伴う商業活動も活発であったが、関所の撤廃により宿場町の性格を次第に弱めていった。 |
唐派風の屋根の残る関町の街並み |
1階の屋根に特徴がある | |
南関手永会所跡 | 豊前街道南関御茶屋跡 |