街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   檮原  地図
 所在地  高岡郡檮原
 訪問日  平成26年6月14日


 四万十川の上流檮原川流域の山間に位置する。古くは、ユスの木が多く繁茂していたので檮原と名付けられたという。寛保3年の郷村帳によれば、旧村は戸数276、人数1,217(男635、女582)、牛46、馬139、猟銃130とある。 

 檮原村は、伊予国に接し、交通の要所にあたるため番所が置かれ、江戸期に入ると、上成口番所、宮野々口番所、西ノ川口番所、山子口番所が置かれた。

 幕末に入ると檮原村大庄屋に吉村虎太郎が就いており、虎太郎のほか、那須信吾、那須俊平、前田繁馬、中平竜之助、掛橋和泉、中平保太郎、中平菊馬、西村広蔵、竹森猪之助、玉川壮吉(井手正章)ら尊王攘夷や討幕運動に奔走した人々を輩出した。檮原は、通称、東町、中町、北町、南町、西町からなる。

 現在の檮原の中央通(中央商店街)には、古い建物はすべて新しい建物に生れ変っていて、古い街並みとはなっていない。「竜馬脱藩の道」の看板だけが掲げられている。古い街並みを保存し活用することができたら、さらに魅力ある街になったにちがいない。


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 ゆすはら座(移築修復したもの)

 
 吉村虎太郎庄屋屋敷跡 まろうど館(初代役場庁舎) 
 まちの駅  茶堂
   
中央商店街から入った所   中央商店街(全て新しい建物)
   
虎太郎庄屋屋敷近くの 旧家の門  維新の門


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