街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   農人町 地図
 所在地  高知市農人町
 訪問日  平成29年11月6日


 江戸期は高知城下下町の1町で、明治初年北街・南街、同22年からは高知市の町名となる。下町のほぼ東端に位置し、表裏2筋からなる。西は菜園場町、東は下知村常盤町、南は堀川を挟んで九反田。表の筋は堀川に面する片町で、その北に裏の筋が並行する。

 寛永
2年藩が下知村に城下の外輪堤を築いて堤内を耕作させた折、その耕作にあたったいわゆる藩主御手先農民が、貸与された長屋に居住してできた町といわれ、町名もそれによる。

 元禄11年には同町の表町へ新町の足軽組が移転してきたため、農民たちへは裏町に表間口3間3寸・裏行20間の替地が与えられた。町の東端には船法その他を掲げた制札場や、城下三番所の1つ三ツ頭番所があり、古くはこのあたりまで入江であったことを思わせるが、同所から順次西へ掘り抜き、水上交通路として利用された。


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農人町の蔵のある街並み


 
 
   
 
   
   
北海道開拓の北光社移民団出港の地記念碑


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