街並みの名称 | 伊野 | 地図 |
所在地 | 吾川郡いの町 | |
訪問日 | 平成22年10月10日 |
当町市街部は、近世初頭には全く形成されていなかった。ここに町屋ができたのは、「土佐州郡志」の芝町についての記載から元禄年間(1688〜1704)の初期頃と思われる。椙本神社門前に近い7丁が芝に芝町として生まれる。 在郷町として、近世後期に発展するのは、仁淀川水運の発達により上流の物資が谷の河港に荷揚げされ、椙本神社上手の問屋坂に並ぶ商人によって取引されるようになったからである。商品の重点は紙で、紙商人が成長したほか多くの屋号をもった商人がおり、森下家文書には130の屋号が認められる。 |
伊野の街並み |
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