鹿児島藩の近世外城の一つである。伊佐郡の南東部に位置している。鹿児島城下から9里半の地にある。寛永11年以降は黒木氏の私領であり黒木村一村で一郷をなす。大王川北岸に同氏の領主仮屋(黒木小学校敷地)があり、それを取り巻くように小規模の麓集落があった。