街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   樋脇  地図
 所在地  薩摩川内市樋脇町塔之原
 訪問日  平成24年5月3日



 鹿児島藩の近世外城の一つである。
 鎌倉時代中期に関東の渋谷一族が川内川流域を中心とした薩摩郡一帯の地頭として入部して以来、当地域は渋谷入来院氏の本貫の領地として領有された。 元亀元年島津氏に服すると、清敷の地のみが改めて入来院氏に安堵され、領地の大半は島津氏直轄領とされた。やがて入来院氏は復封したが、鹿児島藩直轄領時代の島津氏家臣団との紛争も絶えなかった。そこで領国の支配体制の再編成が行われ、清敷郷を新設し、延宝91681)年清敷郷が樋脇郷と改称され幕末に至った。

 地頭仮屋は、樋脇川左岸の天神に置かれ、この周囲に郷士たちが集住する麓集落が形成された。


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 石垣の続く麓の中心地



   
武家門  武家門(天神地区) 
   
 武家門 武家門


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