鹿児島藩の近世外城の一つである。河辺郡の中央部東寄りに位置し、鹿児島城下から南西9里の地にある。鹿児島藩の直轄領で、中山田村の麓に地頭仮屋が置かれ、付近に郷士集落もあったが、野町は形成されなかった。 明治2(1869)年勝目郷と改称した。