街並みの名称 | 多度津 | 地図 |
所在地 | 多度津町 | |
訪問日 | 平成21年11月23日 |
五代藩主京極高琢のとき、浜問屋中総代高見屋平治郎、福山屋平右衛門が家老河口久右衛門に多度津港の構築計画を進言し、藩は、これを入れて天保5(1834)年久右衛門を総裁として築港に着手し、資金面で難航したが、天保9年完成した。 これにより多度津は、内海屈指の良港となり、讃岐産の砂糖や綿などを積んで、日本海沿岸から北海道まで廻航し、干鰯、肥料などを持ち帰って売りさばく、西廻り航路北前船の基地として発展し廻船問屋、干鰯問屋、その他の問屋が軒を連ねた。 また、広島以西の金比羅参詣者は、多度津に上陸し、ここを起点とする琴平街道を通って琴平に向ったので、浜辺には船宿、旅籠が建ち並んで賑わった。 |
多度津の街並み |
多度津の街並み |