街並みの名称 | 西平山 | 地図 |
所在地 | 丸亀市 | |
訪問日 | 平成21年11月23日 |
江戸期は丸亀城下の1町。丸亀平野の北部、埋立地を挟んで瀬戸内海に面する。丸亀城の北にあたる。 北平山とともに商業地化し金比羅参詣の隆盛にともなって繁栄した。金比羅船需要の増大に応ずるため天保3〜4年藩により川口番所北側に新堀湛甫が増築された。同湛甫は東西80間・南北40間・入口15間、満潮時の深さ1丈6尺、福島湛甫とともに金比羅船を迎え入れ、付近の繁栄をもたらした。丸亀繁盛記には料亭・仕出屋・出店などでにぎわう同港近辺の様子が記されている。旅館街の「ヤナギ丁」や問屋街の「トイヤ丁」もこの頃から形成されたと考えられる。城下の中心的商業地を構成し、干鰯・綿問屋などが立ち並び、また、船を所有した商人も多く、商品輸送の中心地であった。 明治5年に新堀に、芝居小屋寿鶴閣(のちに玉藻座・大黒座)が興業を開始し、臣民の文化施設として親しまれた。 |
大きな建物 |
新堀港 | 老舗の旅館 |
鮮烈なタイルの壁 | |
金刀比羅宮 |