元和3(1617)年宇出津村に新町をつくる願いが加賀藩に出され、同年6月27日、新町御印が下され、御郡人足で工事が行われた。山側は表町、海側は浦町として、以後在郷町として発達した。 天然の良港として宇出津は、古くからブリ、タラ、イカ、クジラ、イルカを主とする定置網漁業、釣漁業が盛んに行われてきた。