江戸期には、金沢から南下する時の北陸街道の最初の宿駅として馬73頭を常備した。中世から著名であった野々市の馬市は一時衰退したが、江戸末期の安政元年より復活した。

　江戸期は、5,000坪の流材堆積のための木呂場があり、その運搬作業により支払われる賃金で住民は潤っていた。

旧北陸街道（通称中央通り）沿いの2丁目から4丁目の西部にかけて商店街が発達しているが近年は活気を失った。