街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   串茶屋 地図
 所在地  小松市串茶屋町
 訪問日  令和2年11月23日


 地名については、もと串村の出村であったが、北国街道沿いに茶屋ができ、串の茶屋・串茶屋となったという。
 宿場の月津・小松の中間に位置し、街道沿いに府中屋なる茶店ができ、数人の女が接待に当たった。前田利常小松城在城の時、那谷寺などの運営のため多くの職人が集まるに及んで、それらの慰安場所として発展した。

 十村も初期は、当地に置かれ、茶問屋も成立、江沼郡の製茶を一手に販売した。文化5年には14軒の遊郭や芝居小屋などもできた。遊郭は天保改革による政策で一時衰えた。
  明治9年の資料によれば民業は農業29戸・製茶業4戸・茶商1戸・娼妓貸座敷業7戸・旅人宿業12戸・白米小売3戸が主なものであった。

 現在、串茶屋会館に隣接して、「串茶屋資料館」として、遊郭関係の資料を保存・展示している。とても貴重な資料が多い。


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串茶屋資料館


   
 妓楼「山屋」の石灯篭  
   
遊女の墓 遊女の墓 
 
串茶屋会館


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