街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   筑波山神社門前 地図
 所在地  つくば市
 訪問日  平成30年12月14日


 筑波山寺は、関東における南都系仏教の中心地であった。同寺は中世筑波山信仰を母体とした修験の寺となり、知足院中禅寺と名乗ったが、以降近世に至るまで、当社は神仏習合の神社・寺院として大いに栄えた。 

 徳川家康は江戸城の東北方の守護神として、当社を崇敬し、慶長5年には、それまでの社家筑波氏を追放して大和国長谷寺の別当梅心院宥俊を代わりとして知足院中禅寺を再興、慶長7年には神領500石を寄進した。 

 幕府は筑波山知足院中禅寺を祈願寺とし、寺領を寄進し、寛永10年(1633)には堂塔を修築した。門前には30軒余の旅宿が並び参詣客でにぎわった。小間物商や大工・屋根葺などの職人も多く、半農半商の町となった。 

 廃仏毀釈により、知足院の堂塔が破却され、神社が独立した。のちに県社となったが、神仏分離以後筑波は寂れていった。


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筑波山の中腹にある筑波山神社


 
壱の鳥居  
 
三叉路から右の道 旧筑波山郵便局 
 
最後の階段 三叉路から左の道
三叉路から左の道 三叉路から左の道
   
三叉路から左の道  三叉路から左の道
   
筑波山神社 筑波山神社


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