日光東街道の諸川宿として栄え、本陣・問屋は名主も兼ねた三郎兵衛家、問屋は藤兵衛家であった。 古河町から間々田宿を通過する日光街道に対して江戸期を通じて境河岸から谷貝村・仁連村・諸川町を通って結城町から下野雀宮に至る日光東街道があった。
街並みは、国道125号と日光東街道に相当する県道17号の交差点「諸川十字路」付近から、県道17号沿いの三和諸川郵便局付近にあり、上町・仲町・下町、新町と呼ばれている。老舗醤油醸造店の大橋醤油店は、現在も街並み景観を形成している。