阿波は、大杉神社の門前町として栄えた。
　大杉神社は、767年（神護景雲元年）に創建され、全国に670社ほどある大杉神社の総本宮で、「あんばさま」の名前でも親しまれてきました。社殿は豪華な装飾で覆われ、“茨城の日光東照宮”と称される。「夢むすび大明神」として広く知られ、家内安全、厄除け・八方除け・星除け、夢結び（恋愛・心願成就）などの祈願を求める人々が多く訪れる。

　現在は、山の中に立地しているようにおもわれるが、内湾に突き出すような半島地形だったことから、古代においては、この地は内海に浮かぶ島のように思われていたようです。