街並みの名称 | 長倉 | 地図 |
所在地 | 常陸大宮市長倉 | |
訪問日 | 令和5年11月6日 |
那珂川は当地(長倉)と水戸及び下野方面を結ぶ大動脈であった。沿岸には多くの河岸が設けられ、野口には軍司河岸、長倉には西田河岸があり、黒羽など上流の諸荷物や最寄より出る荷物を受けて水戸へ運送していた。 明治期に入っても、江戸期に続いて那珂川の水運が栄えた。しかし、陸上交通の発達に伴って舟運は衰え、大正13年野口と赤沢(桂村)を結ぶ那珂川木橋が開通すると翌年には水戸〜長倉間に乗合バスが走るようになった。 現在の街並みは、那珂川の段丘上のあり、バス停は長倉宿となっていた。段丘上にほぼ一直線で緩やかな傾斜となっている。整然とした区画割がされている宿場町であった。 |
長倉の街並み |
板塀の続く街並み | |
宿場の風情の街並み |