久慈川とその支流八溝川との合流点付近の平地と周囲の山地からなる。地名は近津明神の下宮があることによる。 渡し場があり、冬・春は橋を渡して通路とした。当地の河岸は久慈川最上流で、水が浅く大石が多いため舟の通行は難しかったともある。当地の河岸から下流の大子・頃藤へ、周辺の産物であるコンニャク玉・紙・茶などが運ばれた。
現在の街並みは、国道118号は集落を通らないで、旧道となっている。このため旧来の集落が保全されている。