城下町の屋敷町と八幡神社の門前町でもある町人町とが結合して城下町を形成している。城下町としては、慶長3年織田信包が伊勢国安濃津城主から3万6,000石で氷上郡一円の領主に封ぜられた時に始まる。 慶長年間の検地以後のものでは、大手町・北中町・北町・南町・西町・堅町・東町が家中と称され藩土居住地(現屋敷町)であり、町人町は、市中と称して、本町・上中町・下町、寛永17年成立の新町からなった。