街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   村岡  地図
 所在地  美方郡香美町村岡区村岡
 訪問日  平成29年4月30日


 関ケ原の合戦で功績のあった山名豊国(禅高)が福岡村に陣屋を築き七美五郷の領主となり、3代矩豊が当地に陣屋を移した。当地は古くから米作を中心に養蚕・薪炭作り・和牛飼育などを基幹産業としてきたが、冬季は積雪が多いため、酒造、凍豆腐の製造に出稼に行く者が多かった。特に但馬杜氏は有名。

 陣屋は最初殿町西側にあったが、文化3年尾白山に移し東向に建築され、旧館は執事中村勝兵衛に賜った。明治6年廃城令により陣屋は取り壊された。文化年間から安政年間は本町・御家中・在郷中の3区画からなる。御家中は尾白山の村岡陣屋を中心とした東西の通りで、西側に士族屋敷が並び、東に桜山御廟霊園(通称御殿山)がある。

 本町は湯舟山の東側一帯で、東町ともいい、明治5〜9年は東本町と称し、裁判所・警察署・税務署などの諸官庁や劇場などが軒を並べた。西本町は湯舟川の西側一帯で、明治初年の大火により新しく明治町という町並みを作って多くの人が移り住んだ(のちの新町)。


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村岡の街並み


   
   
   
村岡民俗資料館  
   
   
   
 山名蔵(山名氏菩提寺法雲寺)
   
   


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