街並みの名称 | 尼崎 | 地図 |
所在地 | 尼崎市寺町 | |
訪問日 | 平成20年12月22日 |
海運業者や商工業者が集住していた尼崎では、諸宗派の布教や寺院の建立が盛んであった。 しかし室町期の中頃から尼崎の港が次第に浅くなったため、京都の海の玄関という好位置にありながら南蛮貿易など新しい時代の波に乗ることができず、対岸の堺に繁栄の座を譲ってしまった。そして永禄12(1569)年信長の矢銭賦課を拒んで敗れ、ついに信長の支配下に置かれることになった。 元和3(1617)年に5万石の大名として尼崎に入部した富田氏鉄は、城下町を建設し、寺内町を形成していた本興寺などの諸寺院は、町並みから離れた城下北辺に移され寺町ができた。 |
寺町の街並み |
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