竹原下市が成立したのは、1540(天文9)年とされている。戦国末期から近世初頭にかけて、各地から移住し、港町と村落市場の性格を生かして資本を蓄積していった。港町として発展する契機に本川堀の造成がある。折からの沿岸沿いの地乗り航路の繁栄に加え、西廻り航路の開発と竹原塩田の開発により、廻船業や問屋は空前の活況を呈することになった。 昭和57年に伝統的建築物保存地区に指定され、古い街並みが保全整備され、この特徴を活かした町づくりが進められている。 大変見どころの多い街並みとなっています。