米場町の呼び名は、18世紀中頃に薬師堂東浜が築かれ、ここで米市が立ったので米場新地と呼ばれたようである。現在の住居表示では、久保1丁目にあたる。 1878(明治11)年、第六十六国立銀行が尾道で開業し、後の広島銀行へと発展した。 1895(明治28)年、住友家の重役会議が尾道で開催され住友銀行設立を決定し、本店は同年9月に設立、尾道支店は11月に開業した。特に、金融機関のあるこの地域は銀行浜と呼ばれている。