三原城下の東に位置し、江戸時代には本陣が置かれ、造り酒屋も多かったようである。 三原酒の草分けは菊屋三郎右衛門という人で、播州から三原へ移住してきて酒造を開始したが、浅野氏の広島開府後は広島に移った。19世紀初頭には、東市では酒造家6軒あり、酒造りが盛んであったようである。ここ東町は、2月の上旬に神明市が開催され、地元最大の祭りである。 東町に連なる旭町は、三原城下の漁師町で旭町通りは昭和の懐かしい街並みがあり、タコの町三原を支えるタコ漁が有名である。