街並みめぐり


 街並みの名称  宇品 地図 
 所在地  広島市南区宇品御幸2〜5丁目 宇品海岸
 訪問日  平成19年2月10日 平成24年3月31日 

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 町名は南にある宇品島(元宇品町)にちなむ。
 明治17年着工、同22年完成の宇品港築港の際開かれた新開である。宇品港は当初無用の長物視されたが、日清戦争前後から軍都広島の軍港として発展した。
 缶詰工場や各種の工場・倉庫が集中し、兵站基地として強化された。戦争のたびごとに宇品町の繁盛はめざましく、日露戦争開戦前の明治
362月の戸数約750戸・人口約3,200人と推定されたが、翌3712月には訳2,300戸・葯9,000人にのぼり、軍事輸送に従事する人夫約3,000人を合わせれば約12,000人の住人がいたと考えられる。
 また飲食店約
100軒・料理屋約30軒・宿屋および下宿屋80軒・人力車夫葯300人、元宇品町には貸座敷40軒があり、娼妓200人がいた。


広島市郷土資料館

(旧陸軍糧秣支廠)

   
 
 
 勝利湯 旧広島港湾事務所
 
宇品券番跡 御幸松の碑

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