江戸時代に参勤交代の大名の宿泊所として使われた神辺本陣跡がある。1748年に建てられた本屋は当時のまま残っている。黒塗りの土塀とどっしりとした土蔵の風格のある建物である。 神辺には、私塾として有名な廉塾・菅茶山旧宅がある。菅茶山は近世後期の朱子学者で諸国から遊学するものが多く、頼山陽もここに滞在している。