榛名山北東麓、標高750mにある。源泉は湯街の上、標高850m付近の湯元といわれる渓谷の集塊岩と浮石層の間に八か所ある。 湯街の起源は、「北国紀行」に文明8年尭恵法師、「宗祇終焉記」に文亀2年宗祇の来湯が伝えられるが、天正4年に、里人が領主武田氏からこの地を賜り湯宿を設けたことによる。 温泉街の中央にある長さ300m、360段の石段は伊香保温泉の景観を一種独特のものにしているが、交通のネックともなっている。