街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   碓氷関所 地図
 所在地  安中市
 訪問日  平成29年10月日


 江戸幕府は、中山道の押えとして慶長19年まず当村北方の台地関長原に仮番所を立てたが、元和9年当村西端、南方前面に碓氷川の断崖、北方には山が迫るという地形の場所に碓氷関所を設置した。この碓氷関所の設置に伴い、横川村は交通上の要所となり、人家の散在する1小集落から130余戸の村落へ発展した。碓氷関所は街道を仕切って東西に関門があった。西門は幕府所轄の門で天下の門と呼ばれ、そこから522尺離れた東門は関所主語を命じられ」た安中藩の所轄であった。出女と入鉄砲が特に重視され、そのための通行手形は改め次第、特使を立てて幕府に送り届けた。また西御門番の老女が改め女として念入りに取調べを行った。通行の門限は明け六つより暮六つまでとなっていた。
 矢の沢の家・かりがね屋という2つの茶屋本陣が現在も残るが、これは関所を通過する大名が旅装を整えるために利用したものと思われる。明治
2年碓氷関所は廃関になった。なお現在は復元された東門のほか石垣・石段が残り、資料館に文書などが陳列されている。


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碓氷関所


   
   
   
 
   
 


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