街並みの名称 | 烏江(からすえ) | 地図 |
所在地 | 養老郡養老町烏江 | |
訪問日 | 令和元年5月27日 |
濃州三湊の1つ。牧田川が杭瀬川と合流していた所。三湊のうち一番西に位置する。天正17年秀吉の方広寺大仏殿造営用材の輸送の時、烏江湊で陸揚げされたことが記録にある。その後角倉与市の木曽材運送もこの河港が使用されている。烏江村は北から南へ堤防上に民家が建ち並んだ東向きの村で「湊故小商ひをするもの入交り、又小百姓は駄賃かせぎをして渡世の助とせり、然るに此村栗笠、船附よりは村立あしく小百姓ばかり」であった。 牧田川はよき水はかれる(伏流)が、杭瀬川が合流するので烏江では水がある。しかし土砂の堆積が多く、船は着きにくくなった。今は河港の機能はまったくない。 |
烏江湊の街並み |
烏江湊跡の石碑 | |