中山道の宿場で、慶長7年の設置。東は細久手宿へ3里、西は伏見宿へ1里半。当地より東は山越えの道が連絡する。
宿の長さは約6町、両端は鉤の手に曲がり、本陣・脇本陣・問屋のほか旅籠屋28軒がある。宿内に板屋が多く、当地は願興寺の門前町としても栄えた。