江戸期は幕府領。笠松陣屋の設置後は、名古屋街道筋にあたり、4日・9日の六斎市も始まった。文化7年の村明細帳では家数492・人数2,017・うち僧5・山伏2・医師3・鍛冶屋1・紺屋4・左官2・大工7・木挽1・肴問屋1・髪結2・船持17など。 隣接する田代村地内に対岸尾張小牧村への渡船場があり、下堤町の諸荷物問屋では、下流伊勢方面や上流黒瀬方面への荷物を取り扱った。