街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   兼山 地図
 所在地  可児市兼山
 訪問日  令和元年5月24日


 木曽川左岸の兼山の町が広がる河岸段丘崖下に兼山湊があった。
 天文6年斎藤正義の兼山城築城に伴う諸物資搬入以降、河港として整備され、森氏の支配時代には、天正5年に領石7万石の塩の専売権を握った岡嶋家を中心に中濃・東濃に広い商圏を持ち繁栄した。その後も兼山商人たちは、時の権力者と巧みに結びつき、たとえば岩村藩3万石の御回米・御城米も相当部分がここから津出しされたという。
 上り船では塩・海産物など、下り船では米・天井板・檜皮・酒などが輸送された。鉄道の普及・道路の整備により明治末期にその役割を終え、現在では石灯台・石畳を残すのみである。


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兼山の街並み


   
 戦国山城ミュージアム  
   
森家の墓所のある可成寺  
   
 
   


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