9世紀の初め頃、最澄や空海と親好が深かったとされる、嵯峨天皇の病気を治すために発見された温泉といわれています。湯治場として利用されてきて、ひっそりと立ち並ぶ茅葺き屋根の温泉宿には、昔ながらの風情と素朴ななつかしさが残ります。泉質は、塩化物泉で婦人病、消化器病などに効能があるといわれています。