江戸期の下野街道(別称南山道・中奥街道・会津西街道・日光街道・今市街道)の宿駅。
大内峠の南にある。化政期の家数46軒。継立は関山宿へ2里18町、市野宿へ2里4町、倉谷宿へ2里2町を送る。江戸末期から大きな火災がなく、萱屋根が並ぶ旧宿駅の景観は文化財的価値が認められ、昭和56年度に大内宿伝統的建造物群保存地区として指定された。