中通りの北部、阿武隈山地斜面の丘陵地帯、小浜川流域に位置する。 小浜は、浜通りからの海産物搬入路である磐城街道の宿場であり、元禄年間(1688〜1704)以降盛んになる信夫・伊達・田村の蚕糸業地帯を結ぶ仲買集荷基地であった。古くから町が形成され、在郷商人の活動が盛んだった。近代を通じて養蚕・タバコ・米は当町の主要産物である。