喜多方駅前東側の旧清次袋村、西側の旧塚原村は、それぞれ塗物町・菅原町と呼ばれ、漆器業の盛んな地域。 大通りの二丁目と小田付の南町を結んで東西に続く古い町並みは、田付川の西側が緑町、東側が西四谷、さらに国道121号を横切った東側は東四谷と呼ばれる。 二丁目から西へ通る古い町並みは寺町といい、かつては古四王山の風越峠を経て飯豊山への参詣や、山都町・西会津町奥川からの漆器の素材となる木地などを運ぶ街道として利用された。