地名の蚕養は、蚕養神社名によるという。蚕養地区とは、東・南・北の三方を吾妻・安達太良・川桁の山地に囲まれた谷あいの地域をいう。現在は、猪苗代町の大字となっている。
明治22年蚕養村は若宮村と合併し吾妻村として発足した。昭和30年周辺町村と合併し猪苗代町なり現在に至っている。
小田地域は稲作中心の地域で、小田蚕養神社がある。国道119号から少し離れた山間の集落で、懐かしい日本の風景が残されていた。