街並みの名称 | 飯坂温泉 | 地図 |
所在地 | 福島市飯坂温泉 | |
訪問日 | 令和4年5月30日 |
飯坂温泉は、奥羽(東北)地方有数の古湯であり、古くは「鯖湖の湯」と呼ばれました。鳴子・秋保とともに奥州三名湯に数えられ、2世紀頃には日本武尊が東征の折に、1689 年には俳聖松尾芭蕉が奥の細道の途中に立ち寄ったとされる歴史ある温泉地です。 飯坂温泉が、世に知れわたるようになったのは、江戸中期の享保年間の頃からで、各街道が整備され、周辺の庶民に加え、多くの旅人も訪れるようになった。 江戸中期は、摺上川の右岸に町場が形成され、飯坂街道と鯖湖湯などの源泉にほど近い湯町・湯沢・十綱町を中心に栄えていたようです。 明治6年(1873)に摺上橋を架けられ隣町の湯野と繋がり、明治15年(1882)には飯坂街道が整備されました。明治17年(1884)には若葉町・錦町・花岡町に新道を整備し、町は急激にその地区に発展し、旅館街が整えられていきました。 度重なる大火により町は変化していきましたが、明治21年(1888)の大火では湯町・湯沢・十綱町の270戸余が焼失し、被災後の区画整理により鯖湖町・旭町・錦町・古戸・若葉町が造られた。 昭和19年(1944)の大火では、湯野で出火し飯坂町まで燃え移り、川沿いを北から南まで飯坂温泉駅方向へと延焼した。被災後、一般道が整備され、現在の姿となりました。 |
鯖湖湯 |
ほりえや旅館 | なかむらや旅館 |
波来湯 | |
望雲閣 | |
喜久屋旅館 | 双葉旅館 |
花岡町 |