明治27年田川採鉱組が伊田抗(のちの斜坑)を開削、同33年三井鉱山が田川採鉱組を買収。 伊田町は、大正4年太陽館(のち典寿館)、同9年世界館が開設。同10年伊田三井郵便局が開設。昭和2年伊田駅の年間輸送状況は乗客41万人余・貨物65万トン余。
現在は、炭鉱資料館に往時の繁栄の姿がのこされている。伊田商店街は、ほぼ一本道の商店街である。線路沿いには、レンガ作りの塀が残されている所もあり、炭鉱で栄えた街の景観が残されている。