街並みの名称 | 英彦山 | 地図 |
所在地 | 田川郡添田町 | |
訪問日 | 平成30年11月19日 |
英彦山の山名は、平安初期までは日子山と書かれたが、嵯峨天皇の勅令により彦山と改め、江戸期に霊元天皇から英の尊号を受け、以来英彦山と表記する。中岳にある上宮、北面中腹にある奉幣殿は、英彦山神宮の主祭神天忍穂耳命を祀る。 英彦山には奈良町以来、中岳から山麓一帯にかけて修験道の道場が営まれ、その信仰圏は、近世には九州全域に及んだ。山腹周辺には、彦山修験道の本山としての繁栄を伝える800の宿坊の名残がある。 現在の英彦山は往時の繁栄とは比べようもないが、宿坊跡の石垣が延々と続いている。この石垣に建物があれば、間違いなく世界遺産となったであろう。 |
英彦山 |
花山旅館 | 中央館 |
浄鏡坊 | 財蔵坊 |
増了坊跡 | 松養坊 |
了乗坊 | 顕揚坊 |