善導寺は、浄土宗寺院として鎌倉時代に創建された。江戸時代には、幕府と久留米藩主有馬氏の保護を受け、本堂、鐘楼、書院などが次々と建ち隆盛となった。 現在の本堂は、天明元(1786)年に上棟し翌年に完成した。堂々とした寺院の門前町として参道と交わった一直線に町屋が並んでいた。