街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   嘉麻(大隈) 地図
 所在地  嘉麻市大隈町
 訪問日  平成30年11月19日


 秋月から標高500mの八丁峠を越え、大力〜千手〜芥田へ上西郷〜大隈〜横町〜今屋敷〜大隈峠〜山田〜猪膝のルートは参勤交代の要路であり、秋月から大隈までは秋月街道といわれた。新八丁越は黒田長興入封後に城下縄張りに伴って開削され、寛永7年(1630)より着工されているが、新旧の八丁越は、当町岩骨で合流し、大力を経て千手宿に至る。 

 千手宿は「続風土記」「地理全誌」によれば、慶長17年に成立したと見ることができ、旧道には旧宿駅の面影が残っている。その後街道は一町五反〜芥田〜上西郷を経て嘉麻川を渡り、対岸の大隈宿に至っている。大隈宿は田川街道と秋月街道の接点であるばかりでなく、日田宿・小石原宿と飯塚宿をつなぐ小石原道(日田街道)が交差する交通の要衝であった。

 宿には筑前・豊前国境であるため関所が置かれた。また、街道筋の嘉麻川岸の貞月の舟だまり付近には舟着場があり、芦屋から嘉麻川をさかのぼる舟と物資と人の運搬が行われた。 

 古来交通の要衝で、この地域の商業の中心地で人家が並び、現在国道211号と322号が交差する。


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嘉麻(大隈)の街並み


 
 
   
 
 
   


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